常世と現世の存在理由について

常世(とこよ)と現世(うつしよ)の存在理由及び関係性について考察するブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

欲と怒り

仏教の根本 仏教の最古の経典と言われるダンマパダ(心理のことば)、ウダーナヴァルガ(感興のことば)を読み、続いてスッタニパータ(ブッダのことば)を読んだ。 ゴータマ(ブッダ)が語ったに近い内容が書かれており非常に興味深い内容だ。 過去にも仏教…

生存と向上

人が存在する理由は何か。 このブログのテーマともなっている、現世の存在理由について。 霊や死後存続がないと考えていたころ、いわゆる唯物論者であったときは、現世が存在する理由はなく、ただ、宇宙が発生したから存在しているだけだと考えていた。 もと…

今までの経緯と今後の目標

はじめに 私は大学は理系で、これまで、典型的な唯物論者であった。 非科学的なことは全く考えず、いわゆる、今、ほとんどの世間一般の人が考えているのと同様に、生物を含む宇宙というものは、すべて現在の物理法則で成り立っており、死後存続や霊などは全…

素粒子物理学と霊

今回は、量子論について。 量子論の世界は、ニュートン力学やアインシュタイン等の従来の物理学では説明がつかなくなってきている。 不確定性原理 例えば不確定性原理がその1つとしてよく知られている。 不確定性原理とは、例えば、ある量子が箱の中のどこ…

心霊と神秘世界

今回紹介するのは、 福来友吉博士の心霊と神秘世界 である。 この本は、福来博士の念写に関する実験内容や、福来博士の霊に関する研究、考察結果が書かれた貴重な本である。 御船千鶴子 福来博士は、東京帝国大学哲学科を卒業したのち、同大学院で変態心理学…

天界と地獄

私が人生で最も感銘を受けた本が、スヴェーデンボリ(スウェーデンボルグ)の天界と地獄である。 正しくは、 天界とその驚くべきことについて、また地獄について、聞いたことと見たことから である。 この本はもともと科学者であったスヴェーデンボリが57…

父が死んだ時に考えたこと

父の死 大学2年の終わりころに、父ががんになった。 その後、1年半の闘病ののち、大学4年の夏、父は死んだ。 その間に考えたことを書こうと思う。 父ががんになったと母から聞かされた時、私はぽろぽろと涙が出て止まらなかった。 それから、亡くなるまで…

ろうそくが消えることの解釈

なぜろうそくが消えるのか 今後、詳しく書いていこうと思うが、今回は簡単に説明したいと思う。 新約聖書では、イエスが復活し40日後にイエスは昇天する。 チベットの死者の書には、亡くなった人は、中有(日本で言う「中陰」のことで、満中陰志の中陰のこ…

ろうそくが消える

母の死 2年前に母親が70歳代半ばで病気で亡くなった。がんだった。 母親の生前からの言葉で葬儀は、身内(子供や義娘、孫)と兄弟だけにしてほしいとのことで、私、妻、子2人、弟、叔母の6人で葬儀をした。 人生で初めての不思議な体験 葬儀が終わり、後日、…