常世と現世の存在理由について

常世(とこよ)と現世(うつしよ)の存在理由及び関係性について考察するブログです。

ろうそくが消える

母の死

2年前に母親が70歳代半ばで病気で亡くなった。がんだった。
母親の生前からの言葉で葬儀は、身内(子供や義娘、孫)と兄弟だけにしてほしいとのことで、私、妻、子2人、弟、叔母の6人で葬儀をした。

人生で初めての不思議な体験

葬儀が終わり、後日、母が弟と暮らしていた実家に、相続の手続をしに行ったところ、家につくやいなや弟が、「夜、火を消してろうそく台に立てていたろうそくが片方だけなくなっている」と言うのだ。
しかも、芯の燃えカスなどのろうそくが燃えた跡が全くなく、ろうそくが1本だけ忽然と消えたと言うのだ。
よく妻など極めて親しい人が亡くなると、一時的に認知症になるなど聞いたことがあるが、弟はまだ40代半ばと若く、また、これまで、お経の本を踏みつけてもバチなんか当たらないなどと豪語するような無神論者だけに、私も最初は何かの勘違いだろうとなだめていたのだが、弟は本当に気味が悪かったのか、外部からの侵入がないか、こっそり引き戸に印をつけるなどしていたところ、その後も更に2回、同様にろうそくがなくなったというのである。
弟は、実際にろうそくを燃やしてみて、燃え終わったあとを見ると、わずかながらどうしても燃え跡が残るのだが、ろうそくが消えたときは3回とも全く痕跡がないとのことであった。
また、家に人が入った痕跡もないとのことだった。
さすがに私も、弟の精神を疑ったが、併せてネットで検索してみると、意外に同じように、49日内に、ろうそくがなくなるという現象が多く起こっていることに気づいた。
なお、弟から、49日以降は、ろうそくが消えることはなくなったと聞いている。

そして、本格的な勉強へ

これが、私が、本格的に唯物論者が頭から否定することを勉強しだしたきっかけとなったのです。